ベスト5

現役理系大学生が今年買ってよかった書籍ベスト5

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現在、私は都内の某理系大学に通っているJohnです。

本日は私が今年買って、読んでみてよかったなと思う書籍を紹介したいと思います。

物によっては昔の作品もありますし、最新作もありますのでぜひ読書の参考にしてみてください。

ぱんだくん
ぱんだくん
人気のベスト5の書籍編です
ぶた先生
ぶた先生
今回は都内の理系大学生『John』さんからです
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理系大学生が今年買ってよかった書籍第1位『日中戦争 前線と銃後』

買ってよかった本、第一位は井上寿一さん著「日中戦争 前線と銃後」という本です。

この本の内容は、タイトルから分かるように『にっちゅうせんそう』について書かれた作品です。

ただ、戦争関係の本というとまず思いつくのは、戦車がどうとか歩兵部隊がどこそこに進軍したなどの内容だと思いますがこの本は一切そういった内容ではありません。少しはもちろん出てきますが。

では、何について書かれた本なのかと言いますと、当時日中戦争が起こった際の日本における政治体制の変化と戦場で活躍していた兵士たちの心情的・政治的変化をもとに、日本と中国の関係を描いていくという作品です。

日中戦争は大正から昭和初期の民主的な政治体制から、第二次世界大戦化の軍事独裁体制へと移り変わる大切な時期でありそこに焦点を当てて説明していることは、かなり読む価値ありです。

理系大学生が今年買ってよかった書籍第2位『上級国民 下級国民』

買ってよかった本、第二位は橘玲さん著「上級国民 下級国民」という本です。

この本は2019年の4月におこった実際の事件をもとに、現在の日本における無意識における階級差別や貧困問題について焦点を当てて解説するという内容です。

主な内容は先述したように、日本の貧困や格差社会についての実情を描いたものですが、その比較として日本を軸として過去の日本との比較と国際的な面として、他国との比較をしている点がこの本の一番のポイントだと思っています。

過去の二歩から今のにほんまで、租にて未来の日本に向けて社会と経済がどのように変化していったのか。

このような目に見える品行でなく、格差社会となっているのは日本だけなのか他の国との比較。

現在の社会の問題を考える為に、はじめに手に取るべき一冊だと思います。

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理系大学生が今年買ってよかった書籍第3位『Supermarket』

買ってよかった本、第三位はBobby Hallさん著『Supermarket』です。

この本は、上記の二作とは違い完全い文学作品です。

この作者は、別名Logicとして活躍する有名なラッパー・歌手なのですが、彼の手掛ける音楽の世界を完全に文学に落としこんだダークなミステリー作品です。

今のところ日本語訳の出版はなく、英語版しかないのですが、文章はそこまで難しくなく暇なときにさっと読めるような英文なので英語が苦手な方でも十分読める作品です。

内容は、片田舎に住む少年の少し遅い青春と彼の心に宿るダークな部分とのせめぎあいを書いた内容となっています。

田舎特有の閉鎖的な環境、若者の外に出ていきたい憧れ、など一度は経験したことのある思いを引き起こすような共感型の作品となっています。

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理系大学生が今年買ってよかった書籍第4位『ゲノムが語る生命現象』

買ってよかった本、第四位は本庶佑さん著「ゲノムが語る生命現象」です。

この作者は数年前にノーベル賞を受賞された、本庶佑さんによって書かれた今後のゲノムに関する書籍です。

彼は世界でも誇る生物・病理学者として今研究開発途中である、ゲノムについて今後の展望と彼の機体を記した本です。

内容は生物の知識がなくても読めるようにかなり基礎的なことから書かれており、素人の方でも手にしやすい軽い内容の本となっています。

そのため「すこし生物に興味あるんだけど」といった方や、ゲノムってよくテレビや新聞で聞くけど実際、今最前線の研究では何が行われているのか気になっている人にはお勧めの一冊です。

ぜひ、生物の世界にこの本から入ってみてください。

理系大学生が今年買ってよかった書籍第5位『Cells to Civilizations』

買ってよかった本、第五位はEnrico Coenさん著「Cells to Civilizations」です。

この本は上記の生物への入門書と比べれば、かなり難しい内容の本格的な生物学の本です。

しかしこの本のいいところは、ただ単に生物という枠にとらわれず生物がどのように進化し、文化を築き上げてきたのかという点に焦点をあてて書かれているところです。

また、美術などとも関連付けられており人間や他の動物がどのように群れを成すのか、という仕組みを細胞単位から解説していくという、ミクロの世界によってマクロの世界は支配されていると示唆されるようなかなり興味深い内容となっております。

残念ながら、この本も日本語訳は出ていないようなので、原初の英語で読んでみてください。生物や文化に興味ある方にはお勧めの一冊です。

まとめ

以上、私がこの一年で読んでおもしろいな・教養的にかなり役に立つなと思った5冊の本を上げさせてもらいました。

個人的には、大きくいわゆる文系的な歴史や政治文化的内容と、理系的な科学や生物といった内容を均等に選出してみました。

自分の専攻分野とは逆の内容の本を読むことによって、自分の分野を違った角度から見れることができるチャンスにもなりますので、これを参考に今まで入ったことのない世界に挑戦してみるのもいいのではないでしょうか

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