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M-1グランプリ2019 ネタバレ速報中
※番組が終了したのでリアルタイム更新は終了しました。
漫才日本一を決める「M-1グランプリ」（12月22日 ABCテレビ）が今年も開催されます。
12月4日、決勝に進出するコンビは下記の9組だと発表されました。
インディアンス
ミルクボーイ
オズワルド
見取り図
かまいたち
ぺこぱ
からし蓮根
ニューヨーク
すゑひろがりず
同時に注目されているのが、チャンピオンを決める審査員たちの顔ぶれです。
昨年は出場者らによる審査員への暴言騒動が起き、その後のバラエティ番組にも波紋を呼びました。
令和初となる、今大会の審査員についてまとめます。
目次
審査員は史上初「昨年と同じ」7人に決定
M-1グランプリ2019の審査員は下記の7人です。
松本人志（ダウンタウン）
上沼恵美子
オール巨人（オール阪神巨人）
礼二（中川家）
富澤たけし（サンドウィッチマン）
立川志らく
塙宣之（ナイツ）
🏆M-1グランプリ🏆
2019年の審査員はこちらの7名！#オール巨人#上沼恵美子#サンドウィッチマン #富澤たけし#立川志らく#ナイツ #塙宣之#中川家 #礼二#松本人志
(50音順)#M1 #M1グランプリ #決勝は12月22日👑 pic.twitter.com/tU7ON3Szw4— M-1グランプリ (@M1GRANDPRIX) December 4, 2019
これは昨年の大会と同じメンバーで、2年連続同じ審査員となるのは史上初です。
松本さんは初回の2001年大会から、2004年・2015年大会を除く最多13回も審査員を務めています。
やはり多くの芸人さんの憧れである松本さんに評価してもらえるというのは、M-1のひとつの大きな価値なのでしょう。
2015年大会は過去のチャンピオンたちが審査員だったため不在。
2004年大会は、裏番組に相方の浜田さんが出ていたため辞退されたと言われています。
上沼恵美子さんとオール巨人さんは、2007年大会を始めとして今大会で7回目となります。
上沼恵美子さんが「引退示唆」から一転、続投の理由は松本人志さんの「お願い」か
上沼恵美子さんと言えば、10代のころから実姉とのコンビ「海原千里・万里」として活躍。
達者なしゃべりや身振りはもちろん、歌でも観客を魅了する伝説の漫才師でした。
そんな上沼さんの審査は、自身の好みが反映されたり、漫才のスタイルに保守的だったりと、時に視聴者から批判されてきました。
しかし大きな問題となったのが昨年大会の直後。
2017年王者のとろサーモン久保田さんと昨年ファイナリストのスーパーマラドーナ武智さんが、泥酔状態で上沼さんの審査を否定し暴言を吐いたのです。
2人は謝罪しましたが、上沼さんはそれを受けてか自身のラジオ番組で「私みたいな年寄りがポンと座って偉そうにしている場合ではない。私は引退します。」などと発言していました。
今大会には上沼さんは選ばれない、もしくは辞退するのではと思われていたため、続投のニュースには多くの人が驚いたのではないでしょうか。
その影には松本人志さんの活躍があったと言われています。
松本さんは「暴言事件」のすぐ後に大阪まで出向き、後輩の失礼を上沼さんに直接謝罪。
また今年の11月8日、上沼さんの番組「快傑えみちゃんねる」（関西テレビ）に松本さんが出演。
対談形式で番組が進むなかで松本さんは「はっきり言いますけど、上沼さんが（審査員を）辞めたら僕は絶対辞めますから。」と続投を熱望したのです。
今夜7時は『快傑えみちゃんねる』🎊
松本人志さんと上沼恵美子さんの初２ショット対談＆大物ゲストの蔵出し映像を大公開！
昨年の『M-1グランプリ』騒動🔥や、共演NGのゲスト🤫などキワドイ話題に真正面から斬りこむ‼一切NGなしのガチンコトークバトル💥 https://t.co/iPxH6RsOik#カンテレ— カンテレ (@kantele) November 7, 2019
上沼さんはそんな松本さん直々のお願いに心打たれ、今大会の審査員を引き受けたと思われます。
かまいたち山内健司「外してほしい」志らくの評判は最悪？
12月4日に行われたファイナリストの発表記者会見。
全審査員の名前を告げられたかまいたち山内健司さんは、昨年大会で低い点数を付けられた志らくさんを名指しし「志らく師匠は外してほしいですね」と冗談を言って会場の笑いを誘いました。
これを受けて志らくさんは翌日、司会を務める「グッとラック！」（TBS）で一連の流れを笑い「かまいたち、今から言っておく。15点だからな！」と点数を宣言し“冗談合戦”となりました。
出演者間では笑い話となっていますが、視聴者からは志らくさんの採点を冷ややかに見る声も聞かれます。
昨年大会ではジャルジャルに対し99点という高得点を付けながらも「ひとつも笑えなかった」とコメントしたり、総得点の順位と志らくさんの順位がかなり違ったりした個性的な審査が悪い意味で話題になりました。
Twitterでは「正直苦手。極端な点数の付け方をする」「他の審査員とズレてて…なんか志らくさんは納得できない」など批判的な意見が目立ちます。
しかし2002年大会で、志らくさんの師匠である立川談志さんはスピードワゴンになんと最低点50点を付けているんです。
そう考えると、まだまだ志らくさんは優しい採点にも思えます。
「今最もテレビで見る落語家」の価値観はM-1に新しい風を吹き込み、より厚みのある面白い大会にするかもしれません。今年も独特の視点に注目しましょう。
一方で、昨年大会では最低点と最高点に審査員の中では最も開きが大きい16点もの差を付けながら、説得力のあるコメントで視聴者の共感を得たナイツ塙さんの審査にも期待です。
歴代審査員一覧
2001年 島田紳助、松本人志、鴻上尚史、ラサール石井、春風亭小朝、青島幸男、西川きよし
2002年 島田紳助、松本人志、大竹まこと、ラサール石井、島田洋七、中田カウス、立川談志
2003年 島田紳助、松本人志、南原清隆、島田洋七、ラサール石井、大竹まこと、中田カウス
2004年 西川きよし、南原清隆、大竹まこと、島田洋七、春風亭小朝、ラサール石井、中田カウス
2005年 島田紳助、松本人志、渡辺正行、大竹まこと、島田洋七、ラサール石井、中田カウス
2006年 島田紳助、松本人志、南原清隆、渡辺正行、島田洋七、大竹まこと、中田カウス
2007年 島田紳助、松本人志、上沼恵美子、ラサール石井、オール巨人、大竹まこと、中田カウス
2008年 島田紳助、松本人志、上沼恵美子、渡辺正行、オール巨人、大竹まこと、中田カウス
2009年 島田紳助、松本人志、上沼恵美子、東国原英夫、オール巨人、渡辺正行、中田カウス
2010年 島田紳助、松本人志、南原清隆、大竹一樹、渡辺正行、宮迫博之、中田カウス
2015年 中川家礼二、増田英彦、岩尾望、吉田敬、徳井義実、富澤たけし、石田明、哲夫
2016年 上沼恵美子、松本人志、博多大吉、中川家礼二、オール巨人
2017年 上沼恵美子、松本人志、博多大吉、春風亭小朝、中川家礼二、渡辺正行、オール巨人
2018年 上沼恵美子、松本人志、富澤たけし、立川志らく、塙宣之、中川家礼二、オール巨人
まとめ
令和初の漫才日本一に輝くのはどのコンビなのでしょうか？
漫才はもちろん、審査にも注目すると、より大会を楽しめるかもしれません。
「M-1グランプリ2019」決勝は12月22日（日）、ABCテレビ・テレビ朝日系で生放送です。
名前：ころ