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【フィギュアスケート】織田信成さんが濱田美栄コーチをモラハラで訴えた件について考えてみた

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近年モラハラパワハラが社会問題として、ささやかれています。

 

そんな中、元オリンピック選手の織田信成さんが、数多くのトップ選手を指導してきた濱田美栄コーチを提訴した事が波紋を呼びました。

大阪地方裁判所に訴えを起こしたのは、元フィギュアスケート選手の織田信成さんです。

訴えなどによりますと、織田信成さんはおととし4月、出身校の関西大学のアイススケート部の監督に就任しました。
しかし、その頃から濱田美栄コーチに無視されたり陰口を言われたりする嫌がらせを繰り返し受けたと主張をしているそうです。

そして精神的な苦痛から体調を崩し、ことし9月に監督を辞めざるを得なくなったとして、濱田コーチに1000万円の慰謝料を支払うよう求めています。

織田信成さん トップ選手指導の濱田美栄コーチを提訴』より引用

話題の中心となったお二人に、世間はどのような関心を持っているのでしょうか。

モラハラ(モラルハラスメント)とは

モラル(倫理や道徳)に反したハラスメント(嫌がらせ)という意味です

相手を無視したり嫌味を言ったりといった行為がこれにあたります

ぱんだくん
ぱんだくん
今回はモラルハラスメントについて考えてみました
ぶた先生
ぶた先生
難しい問題だよね……
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高まる社会問題への関心

ツィッターでは今回の問題はモラハラ問題を含むとして、個人としての問題であると捉えるよりも社会問題への声が大きいと感じました。

人間としてどうあるべきかとの疑問が多く投げかけられています。

織田信成さんの訴えを見た人達の反応

織田信成さんへの関心、訴えに対する理解はやはり本人が追い詰められていたと感じたことに対する心情的な配慮からの声が高いようです。

社会問題としてモラハラへの関心を呼びかけるツィートもある一方で、大学側に対する無理解を嘆く声も多いように感じられました。

大学としては、織田信成さんが提訴に踏み切る前にもっと出来る事があったのではないでしょうか。

私もその点についてはやや疑問を感じています。

濱田美栄コーチからの反論は?

濱田美栄コーチは関西大学のフィギュアスケートのコーチです。

宮原知子さん、白岩優菜さん、紀平梨花さん、本田真凛さんなどの数々の選手を育てております。

四十人以上の教え子がいると言るそうです。

厳しいやり方で有名で、クラッシャーなどと呼ぶ声もあります。

しかし、過去にスケート教室を開いていた際、リンクが閉鎖されて使えなくなった時も誰一人濱田美栄さんから離れる人が居なくなった等指導者としての人望を感じさせる話もあります。

当の本人は訴えについてどう考えているのでしょうか。

当事者に自覚は無い

「勉強が大事という織田君の考えには賛同しています。ただペナルティありきではなく、勉強ありきが一番望ましいんじゃないかな。学生たちが不安に思って、私たちコーチに相談に来たこともありました」

――挨拶を無視するなどのモラハラ行為は?

「そんなこと全然無いですよ! 挨拶し忘れたことはあったかもしれないけど」

――織田氏は、「多忙が辞任の理由ではない」と主張している。

「いやいや、元々彼はリンクにいませんよ。今年からではなく初めから。解説者もやってタレントもやって、片手間で監督やるのは大変やと思います」

織田信成モラハラ告発 疑惑のコーチが反論』より引用

辞めた原因が多忙が原因では無く、モラハラが理由と織田信成さんは言っていたけれど関係者から見ると多忙もあったようですね。

ただ、私自身、多忙での体調不良を理由に仕事を辞めた事があったのですが、実際のところは店長のパワハラ的な行為に合わないと感じたのが決定打になったことがあります。

人間、多少体調が悪くても続けたいと思っていれば案外続けられますが、精神的に不調を抱えてしまうと難しいです。

なので、決定打が何かというのは当人にしかわからないんじゃないかなと思います。

他の主張も、当人同士の感じ方の違いで片付けられるようにも見受けられ当人同士の主張を元に「モラハラがあったか、なかったのか」を判断するのは難しいと思いました。

挨拶に関しても、「した」「してない」の立証は非常に難しいです。

コーチも監督も人間ですし、気分でいつもと違う返し方になってしまったものを誤解することもあるかもしれません。

第三者の意見が欲しいところではあります。

が、第三者の意見を得る事が難しいのが、モラハラの特徴です。

モラハラは基本的には当事者にしか分からない

モラルハラスメントと類似した言葉に、パワーハラスメントという言葉があります。

厚生労働省はパワーハラスメントを、「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」と定義しています。

それに対し、モラルハラスメントは職務上の人間関係に限定しておらず、家庭における夫婦間の関係などでも発生するのが特徴です。

モラハラ(モラルハラスメント)とは? 意味、モラハラの影響、事例、対処法について【加害者・被害者になりやすい人の特徴】』により引用

立場を理由したわかりやすい圧力に比べ、モラハラの精神的、身体的な苦痛というものは当人しか分からないので、当人が隠してしまうと発覚が難しい問題です。

モラハラ被害はどうしてわかりにくいのか?

『イジメ』と『いじられ』の違いといえば、身近に感じられるのではないでしょうか。

相手をちょっとからかって盛り上がるつもりで、「お前足遅いもんな」と加害者が口にしたとします。

もしそこで被害者の人が、「そうなんだよ、だからもっと練習したいんだよな」などと言えば、ただの会話ですね。

ただ、それを被害者が気にしてしまっているのに繰り返すとイジメになりえます。

けれどもこのケースも、「本人の気にしすぎ」なのか「相手が言い過ぎた」のかが分からないと判断つけるのが難しいです。

ましてや、皆がそれを言われているのならイジメと気がつく人も少ないでしょう。

子供のケースですら、気がつくかどうかという問題ですので、様々な事情が絡む大人だと尚更です。

また、モラハラが発覚しやすい問題の一つに、加害者が「酷い事をいう人間に見えない」というのがあります。

本人の気持ちの問題が大きい以上に、加害者が相手を選んで言葉を選んでいるから起こる事です。

「言われて当然な人だから」
「この人になら、こういう言い方で注意をしても大丈夫だろう」
「この人になら、こういう態度をとってもいいだろう」

という、判断で被害者にしかその態度を見せていないことがあります。

だから、被害者が声を上げなければ泣き寝入りになってしまうんです。

第三者はどうやって気づけばいいのか

一番は現場を目撃することですが、職場では被害者自身も角が立たないように平気なふりをしている事があります。

問題がおこなければ案外、私達は相手が酷い事を言っていても忘れてしまうものです。

ましては、周囲に評判のいい人物が酷い言葉を口にしたとしても「冗談かな」と聞き逃したり、「そんなつもりで言ってるんじゃない」と分かっているが故に問題だと思わなかったりして見落としやすいんです。

『被害者が表に出さない限り気がつけない』と思っていたほうがいいかもしれません。

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まとめ

今回の問題は指導者間の問題ですので、学生の事を考えるともう少し大学側が織田信成さんの声に耳を傾けることは出来なかった、対策を打てなかったのかという疑問が残ります。

尊敬しているコーチが訴えられたことで、ショックを受けた学生も多いでしょう。

また、監督が辞めた背景を知って複雑な思いを抱えた子も多いと思います。

 

パワハラ、モラハラへの理解が深まってきた現代、様々な企業や現場で人間関係を見直す取り組みが行われております。

けれども、学校関係者は生徒への配慮からこういった問題を口に出せない人も多いです。
実際私も、親の立場からなら黙っていて欲しい問題かもしれません。

その為、学校関係者間でのパワハラ、モラハラ、いじめがあっても泣き寝入りして耐えている人が多いんじゃないでしょうか。

今回の織田信成さんの勇気を得て、モラハラやパワハラへの問題をもっと個人が多く考える機会になればと思います。

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