「武勇伝!武勇伝!武勇デンデンデデンデン!」
「あっちゃんカッコいい~!」
この名フレーズをご存知でしょうか?
そう、オリエンタルラジオ、略してオリラジのネタ「武勇伝」です。
または最近だと「I’m a perfect human.」の歌のフレーズで話題になった事もありましたよね。
それを考えるとこのコンビは歌ネタの芸人なのかな?とも思いますが、そんな事は決してないんです。
なので今回はオリエンタルラジオの足跡について追っていきたいと思います。
目次
武勇伝で爆発的ヒット!これがオリラジだ!
オリエンタルラジオの武勇伝久しぶりに見たが、やっぱりヤバイwwwリアル武勇伝もヤバイwww pic.twitter.com/KzTsKXnSgu
— 獅子達磨 (@Kaenzisi_LOVE) December 27, 2014
まず、オリエンタルラジオをそんなに詳しく知らないと言う方に向けて簡単なプロフィールを紹介していきます。
【コンビプロフィール】
・中田 敦彦
1982年(昭和57年)9月27日
ボケ担当
大阪府高槻市出身
慶應義塾大学経済学部卒業
愛称は「あっちゃん」
キャッチコピーは「理論武装SEXYモアイ」
・藤森 慎吾
1983年(昭和58年)3月17日
ツッコミ担当
長野県諏訪市出身
明治大学政治経済学部卒業
愛称は「しんご」「チャラしんご」
キャッチコピーは「関東一の媚売り眼鏡」
中田と藤森は自動車事故の受付のオペレーターのアルバイトで知り合ったとの事なので、大学や地元ではないのでちょっと驚きですよね。
そして、互いを知り合う内に元々お笑い好きだった中田の影響を受けた藤森が逆に中田を誘う形で、大学に通いながらNSCへ入学する事となりました。
コンビ名はNSC入学当初は「中田藤森」と仮で名乗っていたので、案外その辺は普通な感覚がしますよね。
「オリエンタルラジオ」は「オリエンタル」の言葉は中田が持ち寄った中から選び、「ラジオ」の言葉は藤森が持ち寄った中から選んだ造語なんですね。
その意味合いとして、中田の父親に「良い車の名前にはカローラやプレジャーフォレスト等のラ行の文字が入っている」と言われ、「それなら自分もコンビ名にはラ行を入れたい!」と思いラ行が3文字入っている「オリエンタルラジオ」に名付けたんですね。
またネット検索で「オリエンタルラジオ」が全くヒットしなかった事も理由の1つであるので、ここでも独自性を求めていた事が分かりますね。
そして、ネタ番組などで「武勇伝」のネタが若者などにウケて一気に大ブレイクしました。
そしてブレイクをきっかけにデビューから3年で冠番組を含むレギュラー番組を10本持つなど、あり得ない勢いで人気を博していました。
ここまで急上昇したコンビはなかなか聞かないですよね。
しかしブレイクが早すぎた為その後、様々な困難が彼等を待ち受けていたのです。
早熟が故に天狗にもなった!しくじり時代をみる!
オリラジ中田、ピカソの波瀾万丈人生とすごさ解説「しくじり偉人伝」 https://t.co/09AEB2BtEu pic.twitter.com/VgLcChFo8U
— お笑いナタリー (@owarai_natalie) August 8, 2016
さて、人間はデビューしてすぐ売れてしまうと自分達だけの実力で売れたと勘違いしてしまう場合があります。
オリラジも「しくじり先生」にてその事を反省していました。
映像コントに映画1本分の予算!?
その中で驚いたエピソードが、ブレイク後にお笑いの映像コントを作るために映画1本分の予算(何百万円より上のレベルですよね!?)をかけた中田は、ベテラン作家20人を並べて案を募ったと言うのでかなりの自信家な面も見えますね。
更に出された案を叩きつけ、彼等にこんな発言をその場でぶちまけたという。
「普通のお笑いが作りたいんじゃない!時代が作りたいんだ!!」……と。
これは、何かの勘違いかな!?と思ってしまいますね。
後々恥ずかしいことになると危惧せず言い切ったところに天狗である事が伺えますよね。
マリー・アントワネット中田
さらに中田のエピソードには「お金がない」とつぶやいた先輩芸人に、まさかの「先輩、お金がないならATMに行けばいいじゃないですか」と言ったそうなんです。
手持ちのお金がないと勘違いしたのか?それとも皮肉(マリーアントワネットと同等)なのか?これは分からないレベルですよね。
レギュラー番組を全て失い不仲へ
やがてブレイクしてから3年でいいとも以外の全ての全国ネット地上波レギュラー番組を失ってしまいます。
天狗になった部分を反省するために中田は自転車でテレビ局などに通ったそうですが、その意に反して藤森は大きな車を乗り回すなど、コンビ間での温度差もあったようですね。
その時期は凄くコンビ間は不仲だったとの事でしたね。
当たり前ですけど、お互い責任を押し付けたくなるのでどうしても歪みが生じてしまいますよね。
チャラ男キャラクターでブレイクした藤森慎吾の現在!
ヒプノシスマイク聴いてみよう→かっこええ→シャンパンくんのキャラソンか。→えっ藤森慎吾作詞?→藤森慎吾多才やな→Twitterフォロー→藤森慎吾 天才でエゴサ→そういやperfect humanやってたもんな→YouTubeに飛ぶ→藤森慎吾歌上手い→藤森慎吾やべぇ
結果
藤森慎吾やべぇ。— 🌐白金しるばぁ🌐 (@sirubala_711) July 18, 2018
さて、不遇の時期を少し過ぎた後に転機が訪れます。
藤森がチャラ男キャラでブレイク
それは藤森がチャラ男キャラで再びブレイクしたのでした。
そのキッカケは、「笑っていいとも!」の楽屋裏でタモリに「お前はいつもチャラチャラしている」といじられていたことから誕生したものでした。
そして、有吉弘行からは「やっと見つけたキャラクター」と評され、そこから勢いに乗ったのではないかなと思います。
意外にも外部からの意見をしっかりと取り入れていて、チャラ男だけど根は真面目なんですね。
あやまんJAPANとコラボ
記憶にある人も多いかと思いますが、藤森慎吾とあやまんJAPANとして、シングル「夏あげモーション」を発売して世間からは完全なるチャラ男としても認識されましたよね。
その辺りからラップや音楽活動を積極的に行っています。
「RADIO FISH」結成!
2014年に相方と共にダンス&ボーカルグループ「RADIO FISH」を結成しています。
グループではSHAMANという肩書きでメインボーカルや作詞を担当しているので、その辺も才能なんですね。
2016年には楽曲「PERFECT HUMAN」が話題となり、その年末にNHK紅白歌合戦にも出場したので、相当それが自信にも繋がったのかなと推察されますね。
ヒプノシスマイクへの作詞提供も!
藤森慎吾が作詞したヒプマイ一二三くんが人気ですね…!というわけで、オリラジオタクが「本当にあったオリラジエピソード」をシンジュク幼馴染で描いてみた。 pic.twitter.com/zQcz3Xh6kw
— サラダ団子 (@sarabaSARADA) July 22, 2018
今日はヒプノシスマイクについてオリラジの藤森さんと対談してきました。記事は後日。シャンパン!#ヒプマイ pic.twitter.com/UjVrEWFvaF
— 岩井勇気 ハライチ (@iwaiyu_ki) November 1, 2018
また「PERFECT HUMAN」のヒット以降、ユナクfrom超新星の「Do Your Own Thing」へのゲスト参加やヒプノシスマイクへの作詞提供も行っています。
現在は音楽活動がメイン!
そして、CMでのラップ歌唱などラップに関連する仕事のオファーも増加しているので、現在は音楽活動がメインなんですね。
あっちゃんはYouTube大学の講師として人気を博す!
何度読んでも、毎回泣く大好きなマンガ‼️あっちゃんの授業観てまた読んだ❗️ pic.twitter.com/ue6SGM84m2
— M K (@MK17712022) May 13, 2020
そして、オリラジの頭脳でありネタ作り担当のあっちゃんですが、元々勉強をしっかりやっており頭の回転が早いんですよね。
なので、「アメトーーク」などでは「中学時代イケてないグループに属してた芸人」や「勉強しかしてこなかった芸人」などの回では存在感を示していました。
そんなあっちゃんは現在主にはYouTubeにて活躍の場を移しています。
個人的にも大好きな「中田敦彦のYouTube大学」は学校では教えてくれない沢山の授業を見る事が出来ます。
政治・経済や偉人などの生きざまや名言などを分かりやすく紹介しています。
中でもエクストリーム現代史などは時事的なネタをしっかり押さえているのでテレビを見る機会が減った現代人にはとてもマッチすると思います。
こちらはYouTube大学での講義(?)となるので良かったら見てみて下さい。
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まとめ
いかがでしたか?
一度ブレイクしてブームが去ってしまうとなかなか再ブレイクするのは難しいですよね。
でもオリエンタルラジオの二人は個々の活躍がとても際立っているので、個人個人のセンスがとても良いんでしょうね。
芸術性に富んでいる藤森と文系や雑学などに長けている中田はある意味凄くバランスの取れたコンビなんだなと思います。
これからもこの二人の活躍を楽しみにしていましょう。