最近、仕事に疲れてどこかでゆっくりしたいと考えている方へ
気分転換に美術館へ行くのはどうでしょうか?
仕事が忙しく心や時間ない時は美術館へ行くこともありますよね。
美術館に行ったことのない人や最近展示会などに行っていない人こそ美術館へ足を運んではどうですか?
この記事を読んでから「言ってみようかな?でもどこの美術館がいいのか分からない。」と思った人であれば、東京のアーティゾン美術館に訪れてみるのもいいかもしれないですね。
アーティゾン美術館 公式
https://www.artizon.museum/
アーティゾン美術館とは?
作品は見たことがあるけど、作家本人は知らない、という事も多いですよね?9/20、24に新聞各紙に作家の全面広告を出しましたが、そのビジュアルを、八重洲地下街、東京メトロ京橋駅、上野駅、そして美術館のエントランス周りでも広く展開しています。ぜひ、気になる作家の実像を探してみてください! pic.twitter.com/CIIURgdfD1
— アーティゾン美術館 (@artizonmuseumJP) October 2, 2019
この美術館の創設者は石橋正二郎さんです。
石橋正二郎さんは、1889年生まれの福岡県久留米市育ちの日本人です。
この人こそかの有名なブリヂストンタイヤ株式会社の創立者でもあるのです。
アーティゾン美術館とはブリヂストン美術館をリニューアルしたものです。
創設者の石橋正二郎さんは、小学校~高校時代から絵画をコレクションしていくことを趣味です。
その中でも日本近代洋画の絵画に絞り収集を子供のころから継続されています。
アーティゾン美術館としてリニューアルされる前のブリヂストン美術館は1952年に開館しています。
以降60年以上にも渡り美術の展示会の活動を続けてきており日本の中でも数ある有名な歴史を誇る美術館となっています。
そんなアーティゾン美術館へとリニューアルされる前のブリヂストン美術館が設立されるまでの過程には人知れずの過去があります。
石橋正次郎さんは「数多くの洋画家達の作品と、彼らがお手本としたフランスの画家達の作品を一緒に並べたら光彩を放つだろう」と当時では語っています。
第二次世界大戦後には、社会へ売り出されていく西洋美術から様々な洋画もコレクションとして揃えていきます。
とにかく「明るい絵が好き」だからと言って印象が強い洋画を印象強く好んでいます。
ブリヂストン開館前の1950年には、石橋正次郎さんの人生の転機とも言えることがあります。それはちょうどその頃に海外へ滞在する機会があり、たまたまニューヨーク近代美術館に訪れます。
館内に入場してからこの美術館に強い衝撃を受けたと石橋正次郎さんは言っています。その美術館こそ絵画人生において強いターニングポイントと言えるでしょう。
強い衝撃を受けた石橋正次郎さんは日本に帰ってから、東京・京橋に建設する予定であったブリヂストン本社ビル2階を美術館として建設するように決断したのです。
そんな経緯で旧ブリヂストン美術館は開館しています。
美術館の開館をしてみた感想として「好きな絵を選んで買うのが何よりも楽しみであるが、もとよりこのような名品は個人で秘蔵すべきでなく、美術館を設け、文化の向上に寄与することがかねての念願であった」と自分自身が成すべきことをまるで分っているかのように人生の指針を指し示しています。
開館後も絵画の収集を継続され組織を大きくされ、順調に組織を拡大しています。
長い歴史を誇るリニューアルされたアーティゾン美術館の施設概要について説明していきます。美術館として、新しくなり1階~6階にはミュージアムタワー京橋で4階~6階には展示室があります。
また、体が不自由な方や妊婦の方、赤ん坊がいるご家族にも不安なく利用できるようにバリアフリー化、車椅子もあり介助犬と一緒に入ることも可能です。
オスメイト対応トイレや授乳室とおむつ換え用ベッドも完備されているため安心して入館し利用できますね。
アーティゾン美術館のホームページには、音声ガイド公式アプリがあり、美術館内の案内とコレクションを紹介してくれる優れもののアプリとなっています。美術館内にはWIFI完備されているため、無料で音声ガイドを利用することができます。
音声の説明を聞きながら自分だけの空間を過ごしたい方であればとても優雅な気持ちになりますね。
アーティゾン美術館の場所は?
【お知らせ】来年1月の開館に先立ち、八重洲地下街24番出口付近に色合い鮮やかなアーティゾン美術館の広告が掲出がされました。東京駅からお越しのお客様はこちらの出口をご利用いただくと便利です。JR東京駅八重洲地下中央口改札から八重洲地下2番通りを京橋方面にまっすぐ行ったところです。 pic.twitter.com/mAA4eXyJEF
— アーティゾン美術館 (@artizonmuseumJP) July 10, 2019
JR東京駅(八重洲中央口)、東京メトロ銀座線・京橋駅(6、7番出口)、東京メトロ銀座線/東西線、都営浅草線・日本橋駅(B1出口)から徒歩5分の場所に位置しています。
周辺環境は、美術館・ギャラリー・古美術などの施設が集まっておりコアな人にはもってこいの場所となっています。そんな「京橋彩区」は東京駅近辺の“開かれた芸術・文化拠点”として形成しています。
また近い将来には、新TODAビル 文化貢献施設(仮称)やアートスクエア(仮称)という建物が建設される予定になっています。
気になる入館料は?
【お知らせ】本日、毎日新聞に当館の広告が出ました!QRコードを読み取り、当館の所蔵作品をお楽しみいただけます。チケット予約も受付中です。
毎日新聞をご購読の方は、お手持ちのスマートフォンを是非かざしてみてください! pic.twitter.com/de59sgQ9pG— アーティゾン美術館 (@artizonmuseumJP) November 22, 2019
アーティゾン美術館は日時指定入場制の入館料で、来館前にチケットを購入してもらうシステムとなっています。
当日チケットも美術館窓口にてチケット販売されていますがウェブ予約チケットが完売していなければ当日でも購入できます。
当日買いに行って完売しているより、事前にネット予約で購入した方が賢明な判断と思います。
気になる料金は予約していれば一般社会人は1100円。
大学生・専門学校生・高校生・障碍者と介助者は無料。当日予約であれば1500円となっています。
中学生以下はどのみち無料で入場できるようになっています。
これを考えれば、ネットで予約して入場された方がオトク感が満載ですね。
いつから開館されるのか?
【レポート】本日 #アーティゾン美術館 が低層階に入居する「ミュージアムタワー京橋」の竣工式が行われました。オフィス棟で行われた祝賀会で見かけたケーキもアートでした。来年1月の美術館の開館へ向け、いよいよラストスパートです! pic.twitter.com/6onYYkPKrX
— アーティゾン美術館 (@artizonmuseumJP) July 5, 2019
開館時期としては、2020年1月18日となっており、時間は10時から18時までの間であれば開館しています。
しかし、入館できるのは閉館の30分前までのため遅い時間に入館される方は早めに行く事をオススメします。
仕事があってなかなか行きたくてもいけない会社員のそこのあなた、安心してください。祝日を除いた毎週金曜日は20時まで開館されています。
休館日は毎週月曜日となっていますが、祝日の場合は開館され、翌平日には振替休日となります。年末年始は展示替え期間として休館されます。
まとめ
本記事では東京のアーティゾン美術館について紹介していきました。
アーティゾン美術館はブリヂストン美術館のリニューアル版でJR東京駅から徒歩5分の場所にあります。
入館料は社会人であれば1100円で学生以下は無料で、開館は2020年1月18日となっています。
東京在住の方はもちろんのこと、地方在住で東京へ旅行に行く予定のある方はぜひ行ってみて感性を研ぎ澄ましてください。