お土産として人気のうなぎパイですが、転売が相次ぎ販売店が困っているそうです。高値で売られるのは、困りますよね。
ところでそんなうなぎパイですが、食べたことがない人にとってはどんな味がするのか気になるところです。
うなぎパイとはどこのお土産なのでしょう。
発売に至った経緯や味についても紹介します。
目次
うなぎパイはどこのお土産なの?いつから発売されている?
「うなぎパイ」が泣いている…販売めぐり製造元が嘆き(フジテレビ)
うなぎパイを大手通販サイトで検索すると、多くの出品が。しかし、うなぎパイを製造・販売する会社、春華堂に聞くと「割れやすいものなので弊社では通販等はやっておりません」転売業者による“転売品”。https://t.co/hmpY3gMUQo pic.twitter.com/GGOaOGvyVC
— 静岡ジン (@szgmt) January 29, 2020
うなぎパイとはそもそもどこのお土産なのでしょう?
うなぎパイの歴史や由来についても紹介します。
うなぎパイは、有限会社春華堂が販売する静岡県浜松市のお土産です。
うなぎパイができた1961年は、浜松の知名度がなかったそうです。
しかし、旅行客が浜松は知らないけれど浜名湖でうなぎが取れることを知っていた事から、うなぎのお菓子を作って浜松の知名度をあげようという創業者の思いから作られたそうです。
パイの洋菓子は、東海道新幹線の開通も後押しし、発売約3年で700万本売った人気商品となっています。3年で700万本は1日で約6,300本売れたことですからすごいことです。
約50年たった今では浜松のお土産としてすっかり定着しています。
うなぎパイはなぜ高額転売されてるの?
うなぎパイは通販で買えないけど、うなぎパイのキャリーケースは通販で買えるんだよね。 pic.twitter.com/SE2LTXwuHi
— しまりすふぁ〜む (@shimaris_farm) January 29, 2020
うなぎパイは元々、地元の店舗か正規特約店、駅や空港・都内の百貨店くらいでしか手に入りませんでした。
公式サイトも通販を行っておりません。
その理由は『配送途中で割れてしまう可能性が高いから』だそうです。
確かにかなり割れやすいですが、そのせいで限定的にしか手に入らず、10年ほど前から転売をされてしまっているそうですよ。
しかも、公式サイトで通販をしていないのにも関わらず、「割れていた!」「賞味期限が近い!」などのクレームは春華堂へされています。
商品の特性上、公式通販は難しいかもしれませんが、なんらかの対策は講じてほしいものですね。
浜松のお菓子処 春華堂
https://www.shunkado.co.jp/
うなぎパイの味はうなぎ味?
うなぎパイがトレンドに
上がってるのでここで
うなぎパイのおすすめアレンジを…。
うなぎパイの上に
スライスした苺を乗せて食べると
ミルフィーユみたいな感じになって
お口の中が幸せ1000倍になって
とってもおすすめなので
みなさんぜひやってみてください🍓 pic.twitter.com/7eaemrjLbx— シヲリ (@noixnoix_shiori) January 29, 2020
うなぎパイの味は名前のようにうなぎ味なのかということを疑問に思う人は多いと思いますが、残念ながらうなぎの味は全くしません。
しかし、うなぎのエキスをパイに練りこんでいることや、うなぎのかば焼きのようにたれが塗られており、うなぎに近い工夫がされていることが分かります。うなぎパイの形状にするまでにさまざまな試行錯誤がされたようです。
ちなみに、うなぎパイには隠し味があるようで、少量の「ガーリック」を使用しています。
ガーリックと言えば、臭いがするのではないかと思われますが、食べただけではガーリックの味は全くしません。
しかし、ガーリックを加えることで何度食べても飽きない味となっています。
うなぎパイは夜のお菓子?
うなぎパイのお徳用袋、食べ始めたらやめられずに完食❗️😊お徳用袋浜松の限られた店舗で販売のようです。
#うなぎパイ #浜名湖 #夜のお菓子 pic.twitter.com/YfiDElXN9j
— Hiroiku-山の頂きに (@iku_yuzu) February 2, 2020
うなぎパイは別名「夜のお菓子」とも言われています。
夜のお菓子と言われている理由は、さまざまな解釈があるようですが、本来は、1961年の高度成長期に家族が揃わないことが多いので、うなぎパイを夜に食べて楽しんでほしいという春華堂が願いをこめてこの名前がつけられています。
また、うなぎパイのロゴでもある赤と黄色は、マムシドリンクの配色をイメージされています。
別名が夜のお菓子と呼ばれているので、このパッケージにしたら、爆発的に売り上げが伸びています。
ネーミングに惹かれてうなぎパイを購入する人多いようです。
過去には偽物や似ているうなぎパイも
うなぎパイといえば割とこれが欲しいwww pic.twitter.com/ezCLSHviLM
— はと (@3green173) January 29, 2020
「うなぎパイ」は名前・商品共に商標登録されていますが、似ている商品も多数存在しますので紹介します。
①うなぎの里
同じ静岡のお土産として販売されているうなぎの里は、原材料にうなぎエキスが入っています。賞味期限も本家のうなぎパイに比べて長いそうです。
味に関しては、本家に比べて少し薄く感じる人が多いようですので、食べ比べしてみるのも良いかも知れません。
②土用の丑のパイ
こちらも静岡で売られていたパイです。現在、ホームページでは売られていませんが、うなぎのエキスが使用されていたようです。こちらはおつまみとしても人気の会社が作っています
③どじょうパイ
うなぎパイと全く同じ形状で、島根のお土産でもある「どじょうパイ」です。ネーミングも元気なお菓子と言われていることから、似ていると言われていました。
どじょうの粉末がはいっていますが、どじょうの味はしません。また、大きさはうなぎパイに比べると2回りほど小さめです。
④その他
その他にも、「うなぎの舞い」と言ったお菓子などが販売され2011年偽物が出回りすぎて大変だったようです。
浜松名物のうなぎパイを見極める方法は、赤と黄色のカラー、夜のお菓子というロゴ、春華堂という社名ですので、インターネットで購入する場合は注意しましょう。
まとめ
うなぎパイは、浜松駅や浜松周辺で沢山売られている人気商品です。
お菓子の他にもキャリーケースやストラップなどのグッズも販売しています。
価格は、12本入り891円(税抜き)、16本入り1189円(税抜き)ですので、偽物や転売で高値の商品を買わないように注意しましょう。
心配な人は、春華堂のホームページで価格を調べて購入しましょう。