★わたなべまさこ先生が新作を発表!?
「JOUR すてきな主婦たち」10月号、わたなべまさこ、90才の新作。まったく衰えてない。いっそ怖い。尻尾9本あるんとちゃうか? pic.twitter.com/DdgAJC11m9
— march (@_hare_jp) September 13, 2019
「JOURすてきな主婦たち」10月号にて新作『ねんねの子守歌』が掲載されました。
わたなべまさこ先生ってどんな人?
現役最高齢の漫画家 わたなべまさこさん
デビューは、1952年。今年で、画業67年目。
本名:渡辺雅子
生年月日:1929年5月16日(年齢90歳)
出身地:東京都出身(当時は東京府)
職業:漫画家
受賞歴:1971年「ガラスの城」第16回小学館漫画賞。2002年、第31回日本漫画協会賞として全作品に対する、文部科学大臣賞。2006年、旭日小綬章は、女性の漫画家として初の受勲。
挿絵画家を経て貸本漫画出版社の中村書店で『小公子』(原作フランシス・ホジソン・バーネット)を執筆後、若木書房より単行本『すあまちゃん』『涙の賛美歌』で少女漫画家としてデビューしたそうです。
日本漫画家協会理事もしている偉大な人なんですよ。
わたなべまさこさんの代表作は?
★ガラスの城

『ガラスの城』(ガラスのしろ)は、わたなべまさこによる漫画。第16回(1970年)小学館漫画賞受賞作品。わたなべまさこの代表作の1つに挙げられる。『週刊マーガレット』(集英社)に1969年3号から1970年49号まで連載され、創刊黎明期を支えた作品の1つ。
あらすじ
【入れ替わった人生! 姉妹を襲う運命の分かれ道】ロンドンの裏町で暮らす双子の姉妹、イサドラとマリサ。二人の運命は、母親の事故死で大きく変わることに…。母の遺品から、マリサが行方不明の伯爵の娘と知ったイサドラは、真実をひた隠し、まんまと伯爵令嬢になりすます。相反する二人の運命は…!?
★聖ロザリンド

あらすじ
天使のような愛くるしい笑顔をもつ美少女・ロザリンドの身辺で、次々と起こる惨殺事件。その犯人こそ、わずか8歳のロザリンド自身だった! さらにロザリンドは自らの心のおもむくまま、無邪気に罪を重ねていく。彼女を救えるものは果たしているのだろうか? その罪が浄められることはあるのだろうか?
★金瓶梅(きんぺいばい)

あらすじ
栄耀栄華を極めし好色漢、禁断の媚薬がもたらす因果応報、まさかの最期。亡骸に未練なく、若き男と情を通じる稀代の悪女。遂に下る凶神の裁き!
漫画を描き始めたのは、妊娠中!?
二十三歳の時。手塚治虫が描く映画のような世界に衝撃を受けて「自分も描いてみたい」とペンを走らせた。百二十ページを手探りで完成させた『小公子』を貸本専門の出版社に持ち込みデビュー。以後、次々と描いていった。
出典:画業66年夢を自由に 名作選発刊など再評価進む わたなべまさこさん(漫画家)
妊娠中に漫画を描き始めたというのが凄いですね!
デビュー作である「小公女」に関して「赤ちゃんと処女作という二重の生みの苦しみを味わった」と言っていたそうです。
デビュー直後、出版社が倒産してしまったため、子どもを抱えたまま出版社を訪ねてまわっては持ち込みをされたそうです。
「子連れ持ち込み」は今でも漫画界の伝説として語り継がれているそうですよ。