最近バラエティ番組で「お笑い第七世代」という言葉をよく耳にしませんか?
霜降り明星やEXITなど、第七世代と呼ばれる若手芸人が大活躍中です。
お笑いの世代ってそもそも何?第一から第六もあるの?素朴な疑問を解説します!
お笑い第○世代ってよく聞くけど……そもそもなに?
お笑い第7世代というフレーズをよく聞く。
11年前の2008年にM1優勝した俺達は、一体何世代なんだろう??ってか、そんな世代っていつから出来たのだ^_^ pic.twitter.com/94LrUIojEs
— NONSTYLE井上(ノンスタイル ) (@inoueyusuke) October 15, 2019
世代という言葉の意味は「同じ時代に生まれた人のグループ」。
ただし、お笑いにおける世代は、年齢や芸歴による明確な区別がありません。
時代ごとに、活躍している人気の芸人をグループ分けして、第七世代などと呼んでいます。
元々このお笑いの世代というのは、ある3組の芸人の登場で初めて使われました。
当時、爆発的な人気で、これまでのお笑いとは違う!と世間が驚き3組の「登場以前」と「登場以後」でお笑いの世代を区分。
その大人気だった3組とは
ダウンタウン・とんねるず・ウッチャンナンチャン!
若手の頃からすごかったんです。
そして現在、霜降り明星の『せいや』が、自身のラジオ番組で提案した事をきっかけに、お笑い第七世代という言葉が注目されています。
第七世代の芸人って誰?活躍と紹介
お笑い好きなら1度は考える、第七世代の定義。私はハナコキングオブコント優勝からミルクボーイM1優勝までの間に売れた、平成生まれの芸人のことだと思う。(昭和生まれのEXITりんたろーさんは、ノリがチャラいからギリギリセーフ。)#お笑い好きな人と繋がりたい #第7世代#EXIT#ハナコ pic.twitter.com/xuWBBzgTX3
— 彩 (@aya20091908) April 2, 2020
今注目の第七世代をご紹介します!(順不同)
「霜降り明星」
せいや/粗品(2013年~)2018年M-1グランプリ優勝
「EXIT」
りんたろー。/兼近(2017年~)
「四千頭身」
都築拓紀/後藤拓実/石橋遼大(2016年~)
「3時のヒロイン」
福田麻貴/かなで/ゆめっち(2017年~)2019年THE W優勝
「ハナコ」
菊田竜大/秋山寛貴/岡部大(2014年~)2018年キングオブコント優勝
「宮下草薙」
宮下兼史鷹/草薙航基(2016年~)
などなど…芸歴が短いのに、賞レースで優勝したり、テレビ出演も多いコンビやトリオなので見たことある人も多いはずです!
お笑い第一世代から第六世代もあるの?
『世代』
お笑い第7世代
僕は確か第4世代にカテゴライズされていたはず…世代を気にせず楽しいことをやり続けたいなぁ^_^ pic.twitter.com/2c4icoxTeE— 田村淳社長△ (@atsushilonboo) November 5, 2019
世代ごとの特徴を簡単にまとめてみました。
【第一世代】1960年代
寄席などの演芸番組がブーム!
落語家や横山やすし・西川きよしなどの漫才師が人気。
コント番組も始まり、萩本欽一やドリフターズが活躍。
【第二世代】1979~1982年
コントやバラエティ番組が人気!
ビッグ3(タモリ・ビートたけし・明石家さんま)がテレビ界を独占。
【第三世代】1980年代
とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャンが登場。
多くの冠番組をスタート!
【第四世代】1990年代
バラエティ番組が大人気!
ボキャブラ天国などからネプチューンやロンドンブーツ1号2号、くりぃむしちゅーなど多くの芸人が有名に。
【第五世代】2000年代
ネタ見せ番組が主流に!
タカアンドトシ、アンジャッシュなどが人気。
波田陽区などの一発屋芸人も多く登場。
【第六世代】2010年代
ネタ見せ番組終了…トーク番組が中心に!
サンドウィッチマンやバイきんぐ、千鳥などが人気。
【第七世代】2019年~
若者のテレビ離れ…デジタルコンテンツでも活動!
EXITや四千頭身はYouTubeでも人気。
お笑いは時代を反映している!?世代別に解説
左から、
ごとー(お笑い第7世代)
中島先輩(第6世代)
都筑(第7世代)
いしばし君(第7世代)
かねーち(第7世代)
安藤(第5世代、実は芸歴20年目)
アタシ(第8世代)
獅子舞(お笑い初代、16世紀から変わらぬ芸風) pic.twitter.com/r1UPmMVRxZ— カズレーザー (@kazlasersub) December 31, 2019
カラーテレビ放送開始の頃に第一世代が活躍。
「8時だよ、全員集合!」の合言葉でコントを一家で見ている時代でした。
その後の漫才ブームで第二世代が登場。お笑いBIG3がテレビ界を独占します。
深夜番組の放送が拡大し、そこに第三世代の冠番組がスタート。
師匠を持たない芸人が増え、下積みがなくても面白ければテレビに出られるように。
第四世代が出演しているゴールデンタイムのバラエティが高視聴率!
現在ではコンプライアンスに触れそうな内容も大人気の時代でした。
賞レースやネタ見せ番組が多くスタートしてから第五世代が活躍!
一発屋芸人が多いのも特徴。
その後ネタ見せ番組が下火になり今度は、トーク番組が主流に。
第六世代はMCやコメンテーターができる芸人、雛段芸人が活躍。
そして今時の第七世代は、テレビだけでなくSNSや動画配信でも活動。
お笑いも、時代ごとに異なることが分かりますね。
まとめ
あなたが一番はまっていたのは第何世代のお笑いでしょうか?
第七世代の芸人も30年後は大御所になっているかも!
今後どんな芸人がでてくるか楽しみですね。






