「国会に出たってニュースで見たけど、さかなクンて何がすごいの?」
「さかなクンの魅力ってイマイチ分かんないんだよね。どこがいいの?」
そんな方に向けて、さかなクンの功績や魅力について調べてみました。
私もさかなクンが国会に出席したニュースを見て調べるまではさかなクンのスゴさを忘れかけていましたが改めてその凄さに震え上がりました!
さかなクンの功績や今回国会にハコフグの帽子をかぶって出席したことがどれだけすごいのか、さかなクンの両親、恋愛事情についても調べてみました。
目次
さかなクンてどんな人?
さかなクンさんの肩書きつっっっよ pic.twitter.com/iQhpwEup7M
— 香梅@筋肉原理主義 (@Muscle__Force) February 13, 2020
さかなクン
本名:宮澤 正之(みやざわ まさゆき)
生年月日:1975年8月6日(44歳)
居住:千葉県館山市
研究分野:魚類学
研究機関:東京海洋大学
出身校:日本動物植物専門学院
所属事務所:アナン・インターナショナル
東京海洋大学名誉博士、東京海洋大学客員准教授。
幼い頃から興味があることには、集中して取り組む性格のさかなクン。
そもそも魚に興味を持つようになったのは、友達が描いていたタコの絵がきっかけだそう。
自分が興味のあることには時間も気にせず没頭し、気がつけば魚の絵を描いて10時間経過していたこともあるそうです。
さかなクンの魚好きは数々の功績を残すこととなります。
中学生の時に「カブトガニの人工孵化」を成功させ、カブトガニの孵化の構造が明らかにされていなかった当時の大きなニュースとなりました。
17歳の時に初めてTVチャンピオンの「全国魚通選手権」に出場し、他の出場者を圧倒させるほどの正解率を見せつけます。
18歳の時に準優勝し、さらに翌年から5連覇を果たし、魚類学で右に出るものはいませんでした。
「さかなクン」という名前も番組レポーターの中村有志氏が名付けたことで、今の今まで「さかなクン」として親しまれています。
中村有志さんといえば、ギャル曽根さんの名付け親としても有名ですよね!
専門学校を卒業後、魚に関する仕事を転々として定職に就かず周りの人に心配されていたそうですが、ご両親はただひたすらにさかなクンの個性を信じ続けていたそうです。
そんな心配をよそに働いていたお寿司屋さんで魚のイラストを描くとその絵のうまさにイラストレーターとしての仕事も舞い込んできたそうです。
2006年には東京海洋大学客員准教授に就任され、2010年には京都大学名誉教授である中坊徹次さんと一緒にクニマスの再発見で注目を浴びます。
2012年には海洋立国推進功労者として内閣総理大臣賞も授与しています。
さかなクンは大学に通学したことがない上での東京海洋大学客員准教授に就任になり、極めて特別なことだそうです。
日本の大学では学歴は関係なく、さかなクンの魚への底知れぬ愛情と知識の深さ、クニマス再発見などの功績を考慮したと考えられます。
この極めて特別な事態に海外メディアも注目しており、学歴社会である台湾では日本を賞賛する声があがっています。
このようにして、さかなクンはご両親が信じたようにその個性的な才能を徐々に開花し、存在を世に知らしめていくこととなります。
異例!国会にハコフグ帽子と共に出席することを認められる
参院国際経済・外交に関する調査会で、質疑の時間を頂きました。「国会でハコフグ帽が認められた時の気持ちは?」と最後に聞くと、「この帽子は一心同体。魚の気持ちになれる」とさかなクン。好きを極める事の大事さを教えてくれました。
子ども達の魚離れや環境汚染。国が取り組む課題は多いです。 pic.twitter.com/fK3BYtMT1D
— 参議院議員 田島まいこ(愛知県選挙区) (@maiko_tajima) February 13, 2020
そんな数々の功績を残してきたさかなクンは2020年2月12日の「参議院国際経済・外交に関する調査会」に出席することが決まり、参考人として出席しました。
国会出席前、さかなクンの服装に異例の許可がおります。
今まで帽子を許可されたのはダイアナ妃とさかなクンだけ
さかなクン@国会 pic.twitter.com/PSg70n12n5
— emil (@emil418) February 12, 2020
帽子を着用して出席することが原則禁止されている国会で、タレントのさかなクンが、ハコフグの帽子をかぶって参議院の調査会に参考人として出席しました。今回は特別に認められたということで、さかなクンは環境問題が魚に与える影響などについて意見を述べました。https://t.co/RgwnNf1BuN#nhk_news pic.twitter.com/I3WHYs82BF
— NHKニュース (@nhk_news) February 12, 2020
ネットニュースで大きな反響を呼んださかなクンの国会出席の時の服装。
スーツ姿のお堅い人々の中に、色鮮やかな「ハコフグ帽子」を被った白衣姿のさかなクン。
緊張した面持ちで、「水産資源の管理と保護」について語っていました。
話し方は全然うまくありません。
でも、さかなクンが全身全霊で海の環境について伝えようとする姿はどんな政治家が語るよりも心に響きました。
たどたどしい言葉をいくつも並べては、必死に伝えようとする姿勢に釘付けになりました。
それは間近でさかなクンの話を聞いていた政治家たちも同じだと思います。
誰もハコフグの帽子のことは気にならないくらいに。
本来、帽子を被っての出席は行儀作法に違反するとして禁止されていますが、さかなクンの「ハコフグ帽子」は行儀作法に違反しないとして、帽子を被っての国会出席が許されたと言います。
これまでは1986年にダイアナ妃が演説した時だけだそうです。
国自体もさかなクンのトレードマークは奪えなかったということですね。
国会に出る前に「いつもと同じ服装で出席したい」と話していたというさかなクン。
どんな状況でも自分の個性を隠さずに生きていく強さは、日本人が見習うべきところですよね。
いじめ問題を通して個性を大切にすることも訴えてきた
うちのトイレットペーパーさかなクンのいじめについての素晴らしいコラムが載ってるのですが、これで尻はふけないよ…ふくけど pic.twitter.com/fZpa5Kz0SJ
— 🐕犬山紙子🍜 (@inuningen) September 8, 2017
さかなクンは世間によく知られる前はただの「魚オタク」だと思われていたと思いますが、最近ではさかなクンの魚に詳しいことだけではない魅力に注目が集まっています。
さかなクンの魅力が注目されるきっかけの1つになったのは、新聞のコラム記事でした。
記事の内容はいじめに関することでした。
中1のとき、吹奏楽部で一緒だった友人に、だれも口をきかなくなったときがありました。いばっていた先輩(せんぱい)が3年になったとたん、無視されたこともありました。突然のことで、わけはわかりませんでした。
でも、さかなの世界と似ていました。たとえばメジナは海の中で仲良く群れて泳いでいます。せまい水槽(すいそう)に一緒に入れたら、1匹を仲間はずれにして攻撃(こうげき)し始めたのです。けがしてかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子があらわれます。
広い海の中ならこんなことはないのに、小さな世界に閉じこめると、なぜかいじめが始まるのです。同じ場所にすみ、同じエサを食べる、同じ種類同士です。
中学時代のいじめも、小さな部活動でおきました。
ぼくは、いじめる子たちに「なんで?」ときけませんでした。でも仲間はずれにされた子と、よくさかなつりに行きました。学校から離れて、海岸で一緒に糸をたれているだけで、その子はほっとした表情になっていました。話をきいてあげたり、励ましたりできなかったけれど、だれかが隣にいるだけで安心できたのかもしれません。
『https://www.asahi.com/sp/articles/ASH8Z517SH8ZUEHF00D.html』より
どんないじめに詳しい人の言葉よりも、さかなくんの実体験に基づいたエピソードは今いじめに悩む人や誰かをいじめている人の心に響きそうですよね。
私さかなクン大好きなんだけどさ、吹奏楽部を“水槽”学部だと思って入部してやり切ったって話が好きすぎる だからさかなクンはサックスが吹ける 超かっこいい 氷結のCMでスカパラとコラボしてサックス吹いてたの痺れたよね pic.twitter.com/zZZjEwX5kl
— プンプンママ (@moatang_kari) February 11, 2020
さかなクンは音楽の才能もあり、中学生の時に部活で習っていたサクソフォンの演奏も優れており、キリンの氷結のCMに出演して世間を「ギョギョッ」と驚かせました。
さかなクンの父親って?
Fig.1右 さかなクンの父君 宮澤吾朗九段
Fig.2 東京海洋大客員准教授 さかなクンさん pic.twitter.com/Kt3eGpYRmD— Roki (@Azeal_Roki) January 6, 2019
今まではさかなクン自身のことについて書いてきましたが、実はさかなクンのお父さんも凄い人なんです。
さかなクンのお父さんは囲碁界で有名な宮澤吾朗九段です。
やっぱりさかなクンに似てますよね!
さかなクンは、お父さんが棋士というのに囲碁には興味はなかったのでしょうか?
宮澤吾朗九段がおっしゃるには、さかなクンは自分の囲碁の技術を磨くよりも人の手に感動するような子どもだったと話されています。
その為、無理にやらせなかったとか。
高校生の時に出場したTVチャンピオンでもクイズで競わなければいけないのに他の出場者が答えられると一緒に喜んだりしていたそうです。
きっとさかなクンは人と勝負して勝ち負けが出ることよりも、何かを一緒にやることで喜んだりすることの方が好きなのかもしれませんね。
さかなクンの人間性の良さはどのエピソードをとっても良いことしか出てきません。
一体どうやったらそんないい子に育つんでしょうか?
今のさかなクンを作ったのはさかなクンのお母さんだった
さかなクン、癒されすぎる… pic.twitter.com/Hy1o7yl35C
— 哲子の部屋 (@fmmegu) February 13, 2020
さかなクンは、小さい頃から水槽の前で時間も忘れて魚を観察しているような子どもだったと言います。
大人になれば心配も少なくなりますが、幼い頃に周りと違う個性が目立つと「うちの子、大丈夫かしら?」と、不安に思ってしまうこともあるでしょう。
でも、さかなクンのお母さんは自由にのびのびと育てる姿勢を貫いたそうです。
その育て方がさかなクンの好きなことを追求する姿勢を伸ばしていき、現在のさかなクンを作っていったんですね。
さかなクンは独身?結婚してるの?
さかなクン、イケメンすぎ。 pic.twitter.com/Dj5f2lKsXP
— おでんちゃん (@cbS43dbHzmxlZhz) November 29, 2015
氷結のCMやさかなクンのブログなどでさかなクンのイケメンぶりは話題になっていますが、結婚はしているのでしょうか?
さかなクン、まさかの「アジアでもっとも美人なサックスプレイヤー」こと小林香織さんと熱愛とのこと。#さかなクン #小林香織 #ぎょぎょぎょ pic.twitter.com/FtQ8hlrUYz
— gou@映画とネット (@nk_jpa) July 11, 2017
結婚しているという事実はありませんでしたが、さかなクンには熱愛報道されたお相手がいました。
共通の話題であるサックスを通じて仲良くなったと思われる小林香織さんです。
現在38歳ということは、さかなクンの6個下なんですね。
週刊誌の報道によって熱愛報道が流れたお2人ですか、お互い「音楽仲間」ということですが、カフェでプレゼント交換をしていたとのこと。
恋愛関係に進む手前だったのかもしれませんね。
残念ながら彼女ではないということですが、さかなクンには早く春が来て欲しいなと個人的に思ってしまいます。
さかなクンなら子どもができたら一緒になって遊んでいそうですよね!いいパパになりそう!
まとめ
異例にも国会に帽子を被ることを許可されたさかなクンは中学生の時から今現在まで様々な功績を残してきた人だということが分かりました。
また、囲碁棋士である宮澤吾朗九段を父親に持ち、子どもの個性を尊重してくれた母親に大事に育てられてきたことも分かりました。
今現在は奥さんも子どももいませんが、小さい子どもから大人までを魅力するさかなクンならば、幸せな家庭を築く日もそう遠くはないでしょう。