「イエモン好き?」と聞かれて「お茶の伊右衛門?好きだよ!」って返される事がたまにあります、
ちょっと悲しくなりますが、まだまだ『イエモン』は活躍中です。
そう、「日本が誇るロックモンスター!」又は「日本を代表するロックスター」、どちらの表現でも誇大コピーにはならない域になっているバンド「THE YELLOW MONKEY」について語ります。
これを読んで興味が湧いたらレンタルでもいいので聴いてみて下さいね。
目次
メンバーとバンドの音楽性を解説!
🔥2020.4.4&4.5は東京ドームへ🔥
「30th Anniversary DOME TOUR」東京公演のチケット<先着発売>は、3/7(土)0時よりスタートいたします。
THE YELLOW MONKEYの30周年を締めくくる2日間、どうぞお見逃しなく!チケット販売サイト:チケットぴあ、ローソンチケット、e+、LINE TICKETほか#TYM30 pic.twitter.com/Yxt6RHDTnp
— THE YELLOW MONKEY (@TYMSproject) February 11, 2020
まずはどんなメンバーなのかを見ていきましょう。
・ボーカル&ギター:吉井〔Lovin〕和哉
・ギター:菊地〔Emma〕英昭
・ベース:廣瀬〔Heesey〕洋一
・ドラム:菊地〔Annie〕英二
世間的なイメージでいくと、やはりボーカルの吉井和哉が圧倒的な存在感となり他のメンバーが少しボヤけた印象になるかなと思います。
しかし、メンバーの個性もなかなか凄くて面白い関係でもあります。
まず何よりギターとドラムが実の兄弟であることが驚きですね。まぁ名前だけで何となく気づく人がいるとは思いますが。
でも兄弟だけあってコンビネーションは抜群で、サザンの桑田佳祐が以前インタビューで「ドラムとギターの関係が良好」と語る位、阿吽の呼吸です。
ベースの廣瀬洋一はパッと見ド派手なオジサン(失礼)ですが、バンド内の最年長です。性格は凄く明るく面白い人でムードメーカーでもあります。
そんなカリスマボーカリストとギターとドラムのコンビネーションに加えてムードメーカーなベースがバンドの枠を形成するともう恐いもの無しですね。
結成~解散~ソロ活動~再結成までの道のり!
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— THE YELLOW MONKEY (@TYMSproject) February 21, 2020
結成は1988年。バンドの歴史を感じますね。
そして案外知らないかも知れませんが、吉井和哉は最初ベースだったんですね。そして廣瀬洋一が加入してギターに転向し、さらに元ボーカルが脱退してボーカルになったんです。
その抜けたギターをドラムの菊地英二が実兄を誘い、今の正式なメンバー構成になったそうです。結構な紆余曲折を経てるんですね。
1992年にメジャーデビューしましたが、当時はグラムロックの色が強すぎてなかなかヒットに恵まれませんでした。
しかし派手なライブパフォーマンスなどで徐々に人気を集め、武道館を満員に出来る動員数となり、遂にはオリコン1位となるまでにバンドが大きくなりました。
しかし、大きくなるにつれてバンド内の歪みが生じてきました。
インタビューや自伝書などにも書いてありますが、フジロックでの焦燥感や大規模な年間113本のツアーなどによりボーカルの吉井和哉が肉体的・精神的に参っていたのです。
そしてバンドは活動休止となり、各メンバーはソロ活動となりました。
そして2004年のソロ活動中に突然の解散発表。これはファンは大変驚き悲しみましたね。
しかし、2016年には何と「THE YELLOW MONKEY 再結成!」の文字が踊り、もう諦めていたファン達からは歓喜が起こりました。
そして今でも現役のロックモンスターバンドは健在なんですよね。あれで皆50代!?と思えるルックスなのも憧れになりますね。
しかも小さなトリビアで「イエローモンキーは申年(さるどし)にデビューし、申年に解散し、申年に再結成したバンド」まさにサル尽くしなんですね。
人気曲から考える吉井和哉の音楽センス
部屋の片付け中に懐かしいものが出てきた‼️
CDショップの8cmシングルコーナーにあった仕切り。
懐かしかったので昔のCDショップ売場を再現してみた(笑)
これがあると、イエローモンキーのシングルCDの「JAM/TACTICS」はここにありますよというのが一発で分かるんですよね✨#THEYELLOWMONKEY pic.twitter.com/WgIaxVIoKu— まさぼー(カープっ子♪から改名) (@masabo0907) March 28, 2020
まず、バンド名のイエローモンキーは西洋圏で使用される東洋人に対しての蔑称を敢えて付けた事の背景にボーカル吉井は「日本のロックにこだわりをもっているが、日本のロックという言葉には既に洋楽へのコンプレックスがあり、それは永遠に消えない」と語っている。
なので、日本人の日本人による日本人の為のロックバンドとして吉井和哉は作詞作曲をしているのだなと思います。
個人的な見解ですが、それが色濃く表れているのがシングルにもなった「Burn」です。
どこか演歌や歌謡曲に似た音の使い方をしていて日本語もどこか情景を浮かべられる様な、詫び錆びを感じられる内容の詞になっているので正にジャパニーズロックだなと思います。
そしてイントロの構成が幾つもある曲が多いのも吉井和哉独特のセンスだと思います。
例えば「熱帯夜」ですが、これは細かく分けるとイントロは4部構成になってます。
ギターのカッティング&ドラム→ギターリフ&ドラム→バンド全体が鳴りイントロメロディーへ→Aメロに入る前の間奏
↑
この流れになっていてとにかくイントロが長いです。でも全く気にならないレベルで歌に突入します。しかもほぼギターとベースとドラムのアレンジのみで展開を変えているので、イエローモンキーの凄さがここにありますね。
歌詞の世界観もやはり吉井節が炸裂しているのもあれば、こんなに素敵な表現するの!?と驚く歌詞も沢山あります。
ほんの一部ですが、代表曲となった「JAM」ですが、これは当時本当に衝撃的な歌詞でした。
イエモンとりあえず発券した。チケット申し込んだの1年前くらいだったのでとても残念。公演延期が乱発していてどんどん悲しいという感情も薄れていくことが何よりも虚しく暗い。
好きなJAMの歌詞貼っておきます pic.twitter.com/CRYazFKBjv— シャルル (@straw_berry_an_) March 28, 2020
「外国で飛行機が墜ちました、ニュースキャスターは嬉しそうに、乗客に日本人はいませんでした、いませんでした、いませんでした…」と歌ってます。
とても考えさせられる歌詞ですよね。これは単純に言いたいことをぶつけるだけでなく、ちゃんと相手に投げ掛けて考えさせているので是非とも読んでみて下さい。
そして個人的に素敵な表現をしている歌詞は「太陽が燃えている」です。
この曲は敢えて「売れる曲を作ろう!」とヒットを狙った曲なので全体的にポップな印象です。そしてその注目した歌詞は2番Aメロです。
「桜舞い散る春も、ヒマワリ耐える夏も、コスモスが恋する秋も、フリージアが眠る冬も」と歌ってます。綺麗に日本の四季をまとめてますよね。
たった二文字の「毎日」をこんな風に表現出来るなんて素晴らしいセンスだと思います。
これも気になる方はネットの歌詞検索でもいいので読んでみて下さいね。
未だに衰えぬ野生的なライブパフォーマンス!
THE YELLOW MONKEY
30th Anniversary DOME TOUR
2019.12.28 ナゴヤドーム
イエモン セトリ pic.twitter.com/GapIg7Kjvv— AKHUA(アクア)😈 (@akhua) December 28, 2019
とにかくもう世間で言う50代とはかけ離れたスタイルで、パワー全開なライブパフォーマンスをするのがイエローモンキーです。
四の五の言わないので、とにかく観客を煽ったり鬼気迫るプレイをしたりする様子をしっかりと観てみて下さい。
日本のロックスターはここに居た!そんな気さえしてきますから。
BURN
tactics
パール
バラ色の日々
聖なる海とサンシャイン
まだまだあるイエモンの名曲集
砂の塔
ALRIGHT
I don’t know
SPARK
楽園
THE YELLOW MONKEY – YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCt0m5XveBzLRAi7JNT4tnNA/
まとめ
いかがでしたか?まだまだ情報は伝えきれていませんが、少しでもイエローモンキーについて興味を持ってくれたら嬉しいですね。
そして今からでも遅くないので少しずつでもイエローモンキーの音楽に触れていって下さい。