今年の2月は29日間!
「2月=28日」のイメージが強いので、1日多いと特別感がありますよね。
商品を用意してて気づきましたが、来年2/29あるのですね。
1日得した気分です♪
なんかイベント的な感じなので祝日にしてくれてもよいのに#うるう年#2020年 pic.twitter.com/usqU217Qwg— 伊豆のうさぎ (@izunousagi_ito) December 30, 2019
ただ実際には祝日なわけでもなく、行事食があるわけでもない
「なんか特別っぽいけど結局ふつうの1日」
として過ごされるケースが多いのではないでしょうか。かく言う私もその一人……
4年に1度しかない機会なんだから何か有意義に使えないものか?
そんなふわっとした考えから興味本位で調べてみたところ
自分が意外と2月29日について知らないことが多い
ことに気づきました。
「なんとな~くはわかるけど、しっかり説明できる人って実は少ないのかも……」
そこで今回は、2月29日に関する様々な知識や情報をまとめてみました。
お子様のギモン解消、酒席での雑談ネタもこれでバッチリ!?
目次
2月29日とは
2月29日は4年に1度やってくる「うるう(閏)日」のことです。
1年の日数が普段の年よりも多いことを「うるう」と呼び、これが発生する年を「うるう年」といいます。
1年=地球の公転周期
正確には365日5時間48分45.168秒やね pic.twitter.com/6IiQOi2nKu
— Makfy(mʌkfiː) (@bcas_makfy) September 11, 2018
うるう日は暦と地球の運行のズレを修正するために存在します。
「1年=365日=地球が太陽のまわりを1周する時間」
というのは周知の事実ですが、より正確にいうと
365日5時間48分45秒≒365.25日
地球が太陽を1週するにはこれだけの時間がかかります。
365日では足りなくなる
【豆知識】
地球は正確には365日と6時間で太陽の周りを1周します4年たつと1日ずれてしまいます
そこで4年に1度、うるう年をつくって調整しているのです。 pic.twitter.com/qgwG6f0kVL
— ☆P様★ (@p_man_dayo) February 29, 2016
なので、地球が太陽を4周するには
365日5時間48分45秒×4=1460日23時間15分
が必要になります。しかし暦上では1年は365日なので
365日×4年=1460日
で約1日分足りなくなってしまうんです。
この不足を補うためにあるのがうるう日、つまり2月29日ということなんですね。
2月29日は4年に1度あるわけではない!?
ここまで読んでお気づきになられたと思いますが、2月29日を設けても暦と公転周期のズレは出ます。
暦上の4年間の日数は「1461日」。
対して地球が太陽を4周するためにかかる時間は「1460日23時間15分」。
つまり、4年間で45分ずつの誤差が発生しているわけです。
45分くらいなら別によくない?
…と思えるのですが、塵も積もればとはよくいったもので、このペースだと128年間隔で1日のズレが生じることになります。
そこでこの問題を解消するために、うるう日の導入には「4年に1度」というルールに加え、次の例外が設けられました。
100で割り切れて、かつ400で割り切れない年はうるう日を導入しない
わかりにくっ!
文字にすると複雑に見えますが要は
1900年:365日
2000年:366日 ←2000は100でも400でも割り切れる
2100年:365日
とこんな感じで調整するわけです。
結局ズレるじゃん!
目敏い方はお気づきでしょう。
はい、この方法でも数千年後にはやっぱり1日ズレます。
じゃあどうするのかというと「ぶっちゃけはっきり決まっていない」というのが実情のようです。
さすがにそれだけ先のこととなると「その時の人類がなんとかしてくれや!」という感じなのかもしれませんね。
気持ちはわかる。
2月29日に関する素朴なギモン
ギモン1:なんで2月?
うるう年を2月29日に設定したやつ誰だよ。なんで12月32日にしなかったんだよ。そうしたら正月休み増えてみんなハッピーだったのに。
— ©️whats (@__whats) February 27, 2016
答え:古代では1年の終わりが2月だったため
古代で使われていた「ヌマ暦」という仕組みでは、2月は1年の最後の月として扱われていました。
その後、現代の暦の大本となる「ユリウス暦」ができ、2月は「1年の2番めの月」となるのですが
変更当初はまだ「2月=1年の最後」という認識が強く残っており
その名残から引き続き2月を暦の調整月として使ったのではないか、と言われています。
ギモン2:「うるう」と「うるおう」ってちがうの?
閏年,閏を潤として読んで「うるう」なので「うるおわない年」かもしれない。
— 日本語単語bot (@UotasSoft) February 28, 2019
答え:ちがうが無関係ではない
先にも書きましたが「うるう(閏)」は1年の日数が普段の年よりも多いことを指す言葉であり、意味のうえでは「うるおう(潤う)」とはまったくの別物です。
いっぽうで、「うるう」という読み方は「閏と潤を混同して読みがなまったもの」と言われており、この点において一定の関係性が認められます。
ちなみに、「閏」は本来「じゅん」と読むため、それに則れば「うるうどし」ではなく「じゅんねん」とするのが正しい呼称です。
ギモン3:2月29日生まれの人は4年に1度しか年をとれない?
【ツンツク】今日は猫の日ニャんだけど、来週2月29日は4年に1度しかない僕の誕生日なんだニャン。どうして2月29日なのかは推して知るべs…ニャアァン!?Σ(゚д゚|||) pic.twitter.com/t5oUErXJg1
— ツンツクモモコ (@tsuntsukumomoko) February 22, 2020
答え:2月29日がない年も加齢する
まあ当然といえば当然なんですが……
もう少し詳しく説明しますと、日本の法では誕生日の前日が終了した時点で歳をとることになっているんですね。
なので2月29日生まれの場合その前日、2月28日の終了をもって加齢となります。
誕生日パーティーの開催日は迷うところですが、上記の考えを基にするのであれば、加齢直後の3月1日にするのが自然と言えそうです。
2月29日にまつわるイベントやアイテム
逆プロポーズ
leap year ⭐⭐⭐
彼氏からなかなかプロポーズしてもらえない主人公が、2月29日は女性からプロポーズできるというアイルランドの伝説を知り実践することを決意し、出張中の彼氏に会いにく珍道中を描いたコメディーです。 pic.twitter.com/WBGtgvgExB— おすすめ映画 (@ehI8uQyJG3Tqj8B) August 31, 2015
男性の草食化が叫ばれる時代ですので、もしかすると今後浸透していく文化かも。
「プロポーズされた男性は断れない」そうですよ!
カクテル「リープ・イヤー」
Bar Bergereオープンしてます‼️
今日はコチラ
「リープ・イヤー」
1928年2月29日にサヴォイ・ホテルで考案されたそうです。
このカクテルでプロポーズ決意した人が多いそうですよ。
是非お召し上がりを~
今夜も松戸でお待ちしております。。#松戸 #松戸バー #bar #バー #bergere #ベルジェール pic.twitter.com/s8V06msKq4— masahiro.kataoka (@KATMAS6) February 15, 2019
おしゃれですね~。
雰囲気あるバーでこんなのをサラっと出されたらドキマギしてしまいそうです。
富士急の日
【🎉4年に1度の特別キャンペーン🎉】
2/29は4年に1度の「富士急の日」!
ぐりんぱは富士急グループの遊園地です。
「富士急の日」を記念して、メルマガ会員の皆様へ
4年に1度の特別キャンペーンを開催いたします!新規会員登録及び詳細はコチラhttps://t.co/rHVBqBrV9l pic.twitter.com/Kz0OQAeYSu
— ぐりんぱ公式 (@grinpa_official) February 22, 2020
例年富士急グループのサービスがお得に利用できるイベントが開催されています。
ご家族での行楽にピッタリ!
まとめ
いかがでしたか?
2月29日の特別性はなんとなく知っていましたが、調べてみると「そうだったんた~」ということも多く、自分でも楽しみながら記事を書くことができました。
今回はうるう日に関する内容でしたが、他にもうるう月やうるう秒などの種類がありますので、気になった方は是非調べてみてくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございました!